ゼネコン・大手設計事務所との違い

我々の様な電気設備の設計事務所とゼネコンや大手設計事務所との違い。

経営基盤が違います。
社員の数が違います。
年間の取扱物件数が違います。
まぁ当たり前ですね。

一番の違いは一つの物件に対する設計の関わり方だと思います。

我々はゼネコンや大手の設計事務所から電気設備の設計を依頼されます。
依頼を受けると、大抵は基本設計から実施設計までの業務を請け負います。
つまり、電気設備に関する設計を全て請け負います。
一から電気設備の設計に携わります。

逆に言ってしまうと、ゼネコンや大手の設計事務所では電気設備の設計に一から係わることが少ないのです。
これが良いのか悪いのかと言う話ではなく、どちらが好みかだと思います。

一つの物件(プロジェクト)に対して、大枠で動くゼネコンや大手の設計事務所が合うか、一つの物件に対して、設計の部分で深く係わるのが合うか、それは各々の好みの違いでしょう。

また、大手の場合は一つの物件に対して組織で動くことが多いと思いますが、弊社の場合はCADオペレーターや各メーカー等に協力は仰ぎますが、基本的にスタンドアローンで動きます。

設計に一からひとりで携わるので、大変と言えば大変だと思いますが、そこにやりがいを感じられれば、
自分が一から設計した建物が完成した時のうれしさは、とても大きなものになります。
これが、次の仕事へのモチベーションになると思います。

我々と大手設計事務所やゼネコンとの違いはこの様な感じです。

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