取得できる資格について

以前から書いている通り、電気設備の設計をするにあたり、必要な資格はありません。
では逆に、電気設備の設計が出来るとどの様な資格が取得できるのか、少し書いてみます。

弊社で3年程電気の設計に携わったとすると、
電気工事士第二種の学科試験にはほぼ問題なく合格できると思います。
二種の電気工事士の学科内容はほぼ通常の業務で必要な知識です。
但し、実技は自分自身で努力する必要があります。
(業務として工事がないため、実技試験の経験は積めません)
また、努力次第では第一種の電気工事士の学科試験も合格出来るのではないでしょうか。
通常業務の設計内容が共同住宅(マンション)からオフィスビル、工場、公共施設と幅広くあります。
共同住宅だけであれば高圧に関わることも限定されてしまうのですが、
弊社の場合は設計内容が幅広いため、高圧から低圧まで高圧キュービクルから住宅電灯盤の結線図まで第一種の電気工事士の学科試験に必要な知識をある程度習得できます。

他には第4類消防設備士(甲・乙)も取得しやすいと思います。
特に電気工事士の免状があれば、電気に関する部分等が免除されるため、さらに取得しやすくなると思います。
第4類消防設備士の場合は実技試験の方も通常業務で自火報設備に携わるため、非常に有利だと思います。
(ちなみに電気工事士と第4類消防設備士甲種の両方を取得すると、第7類消防設備士が格段に有利となります。)

今回はこの辺で。

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