秋から冬にかけて毎年思うこと
10月に入ると毎年の様に中小企業庁関連からアンケートや電話がきます。
「9月は価格交渉促進月間でしたが、交渉出来ましたか?」と。
アンケートや電話とか面倒だが全部対応してるから毎年来てしまうのだろうなぁ・・・
と、思いながらも毎年対応しています。
しばらくするとアンケート結果などが届くわけですが、毎年思うこと・・・
「元請もお金がないのに、こっちの要求を呑むと思いますか?」
「中小企業云々の前に発注者をしっかり監督したら如何ですか?」
(弊社の場合、元請の殆どがゼネコンか設計事務所となり、発注者は大手デベロッパーとか役所になります。)
そして最終的な結論として
[役所って調査も中途半端だし、やる事が無駄にしかなっていない」
「税金の無駄遣いをしているとしか思えない」
「毎年結果公表だけで終わっていて何も改善されていないのだから、やり方を根本から見直せば良いのに」
と、なります。
今、価格交渉よりも問題があると思うこと。
コロナになり多くの技術を持っていた高齢の先輩方が引退してしまったと感じています。
本来継承されなければならない技術や知識を伝える相手も居ない状態で引退してしまっていると感じています。
大手のデベロッパーやゼネコンと仕事をしていてそれを強く感じますが、
役所(弊社だと県や市)の方は更に深刻な状況であると感じています。
役所は
「中小企業価格交渉促進月間です」
「労務費の価格交渉に活用できる指針が公表されました」
と言う前に自分たちが税金でやっていることを見直そうよ。