積算業務のDXのこと(その1)

何回かに分けてDXことを書こうかと思います。

DXと書くだけで訳の分からない会社や銀行から電話が掛かってくるので、事が進むまでは何も表に出せなかった話です。
これが書けると言うことは、もう話が大分進んでいると思って下さい。
 (メーカー選択も資金調達先もほぼ確定していますので営業電話等は無用です!!)

少し前、コロナがまん延した直後にコロナがまん延する事とは関係なくCADの総入れ替えをしました。
(これについてはARESについてのブログを読んでください。)
ARESが弊社ではうまく機能し、設計については作業効率が大分上がりましたが、コロナがまん延して暫くすると設計そのものが滞ってしまいました。
「やっと効率よく設計業務がこなせる様になったのに何をやってくれるんだコロナ!!」と言う思いでした。
初めは「まぁ直ぐに元に戻るでしょう」と思っていましたが、そうはなりませんでした。

弊社の仕事は主に電気設備設計と電気設備積算(積算は概算も含みます)です。
その電気設備設計が滞ると言う事は事業の柱が一本無くなる事を意味します。
もう一本の柱である積算業務で何とかなれば良いのでしょうが、そこには大問題が・・・。

積算はPDFまたは紙面上の設計図の数量を拾い上げる業務です。特に概算の場合はしっかりした設計図が無い為、作業の殆どが人の手によるものとなってしまいます。
つまり、人海戦術と言う非常に効率の悪い作業となってしまうのです。
ARES導入による人の手による工程を減らして効率化を図った設計に対して人海戦術の積算。これは大問題です。
そこで積算のDX化の検討を本格的に進める事にしました。

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