積算業務のDXのこと(その4)

積算業務のDXのこと(その3)のつづき

もう”ものづくり補助金”へ切り替えるしかないので、ものづくり補助金について調べ始めました。
どうやら申請には”経営革新計画”と言う計画書を作成し県に承認されると加点されるらしい事が分かりました。
(加点ってどれだけ効力あるのかは今も不明ですが、加点されると書いてあるとやりたくなります。)
この経営革新計画は後で分かったことですが、多くの企業はコンサルタント等に依頼するらしいのですが、ここでも自分で出来てしまうだろうと安易に考えて始めてしまいました。

ものづくり補助金を申請する前に経営革新計画が承認されている必要があり、さらに経営革新計画は仮提出した後に何度か県の職員とやり取りがあって2カ月位は掛かる事が分かりました。
ものづくり補助金の申請から採択までが2~3カ月と考えると経営革新計画の承認まで入れると申請期間のずれも考慮して5~6ヵ月は掛かるので、補助金を取得したいと考えてスタートした年度内に終わらせるにはかなり急がなくてはいけなくなりました。
経営革新計画は基本書式やサンプルデータをネット検索で多く見つける事が出来たので、それを参考にして作成しました。
基本的な部分は通常業務の後に少し残業する形でも1カ月程度で完成しました。
経営革新計画書を作成する中で、自分で客観的に捉えていなかった会社の状況や将来の展望を把握する事が出来たので、作成する事は大変でしたが、コンサルに頼まず自分で考えて良かったと思いました。

しかし、完成したと自分で思った計画書を県に仮提出したら・・・ここのこの部分が客観的に捉えられていない、自社の状況だけではなく業界全体の状況がどの様に推移をしてそれに対してどうすればどうなるのかが抜けている、グラフが分かりにくいなどとダメ出しが・・・ここで心が挫けそうになりましたが、まぁやるって言ってしまったし、計画書を作成するに当たりDXをするのに必要な設備についてメーカーや代理店に何度も見積書を作成してもらっているので、やるしかなくて・・・やりました。

数年前であればここまでネット上に情報が溢れていなかったので修正はかなりの手間が掛かったと思いますが・・・
今はまぁググれば何とかなりますね。

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