DX
今回は愚痴です。
この1~2年DX、DXと言ってIT系の営業メール等が多いのです。
DXってデジタルトランスフォーメーションでしょ。
トランスフォーメーションですよ。
来るメールの殆どが単なるITツールの営業。
それを導入しても起こるのはカイゼンであってトランスフォーメーションではないんだけど・・・
と、言いたくなります。
設計の業界はCADの登場で20~30年前にDXが既に起きたと思うのです。
鉛筆1本で線の強弱を付ける等の高等技術が不要になり、電気図面を描くアプローチそのものが変わり設計スピードが大幅に向上しました。
その代わりに図面1枚に対する価値が大幅に下がったと思います。
今までの手法、価値等が通用せず、必要となる人材も変わりました。
これがDXではないのかなと思います。
弊社がCADを導入した30年前はぎりぎりバブル景気でインターネットが普及する少し前。
時代の流れも今に比べたらゆっくりでマイルドなDXが出来たのではとないかと思います。
今の時代でDXとなるとドラスティックになるので、対応は難しかったかもしれません。
弊社でCADを導入した時、私はまだ中学生。
その中学生にCADを最初に覚えるように言ったデジタル音痴の父親。
使いこなせるかどうか分からないのにCADとプロッタで数百万以上の投資。
バブル景気って本当にすごかったんだろうなぁ・・・
そんな自分は
就職する年に求人倍率0.5を切る氷河期ど真ん中。
気が付いたらCAD歴30年以上。
あ~なんか時間だけが過ぎていく・・・
一度はバブル景気を感じてみたい・・・
以上、ほとんど愚痴と少しの思い出でした。
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