ARES(アレス)

前回に続きARES(アレス)について

今回導入したARESは2020/04/01版
2020.0 (build 20.0.1.1027) x64
つまりARES2020の64bitの発売直後の製品です。

発売直後に購入契約して4月13日にインストールして1カ月弱が経過しました。
使用時間としては200から250時間位です。

今回は良かった点も悪かった点も忖度なしで書いてみます。

デメリット
・アイコンが分かりにくい
コピーと移動のアイコンが似ていたり、その他も分かりにくいアイコンが多く、作業中に何度も間違える
・バグが多い
色々機能を詰め込み過ぎているのか、致命的ではないバグが多い
多いと言ってしまうと言いすぎかも知れませんが、歴代のAutoCADのバグが少なすぎるのかも知れません
2020版SP0.1なので仕方がないことかも知れません
・たまにプチフリする
文字を最初に修正する時等にプチフリと言うか処理待ちと言うか待たされる
CADを立ち上げてから2回目以降はスムーズに動くから大きな問題には今のところなっていないかも
・コマンドやツール名が分かりにくい
版権の問題なので仕方がないと思いますが、もう少し分かりやすいコマンド名やツール名を付けて欲しい

メリット
・AutoCADのコマンドがそのまま使える
AtuoCADのコマンド名をARESのコマンド名に自動変換してくれるので、ARESのコマンド名を改めて覚えなくても使える
・担当者のサポートが早い
バグレポートや質問等をメールやチャットで送ると遅くとも翌営業日には返事が届き、しかも分かるまでサポートしてくれる
・安い
永久ライセンスだけを考えても、サブスクリプションを含んでも圧倒的に安い
・社員全員がAutoCADからの乗り換えにスムーズに対応できる
業務でパソコンを使用するからパソコンが得意では無いのと同じで、AutoCADが使えるからと言って、他のCADが何でも使えるわけではないので、その事を考えると社内でスムーズにAutoCADからARESへ移行出来ているのはARESがかなりAutoCADに似ている事を示していると思います

ARESを購入する前にARESの日本発売元であるGraebert Japanの担当者と話をしていた時に
「良くも悪くもAutoCAD」と言う話が出ていましたが

実際使ってみて感じたのは
「良くも悪くもAutoCAD」でした。

版権の問題等もある様で、使い慣れたツールやコマンドの名称が大分違いましたが、
ツールバーの設定さえ終わってしまえば大きな問題もなくAutoCADの様に使える感じです。

これからSP1等にバージョンアップされていけば、よりスムーズに使えるのではないかと期待出来る感じです。

ただ・・・
ツール等のデザインセンスがイマイチなのが残念・・・